トレーニング愛好家が、リンゴ酢を体作りに生かす!

コラム

皆様は普段からお酢を意識的に摂取していますでしょうか?
「体に良いことは知っているけど…」という方は多いかもしれませんが、意識的に摂っている方はあまり多くないかもしれませんね。

今回はお酢の中でも「リンゴ酢」を私たちトレーニング愛好家の体作りに生かす、と言うテーマで書いていきたいと思います。

リンゴ酢の一般的な効果

リンゴ酢を簡単に説明すると、リンゴを絞ってリンゴジュースを作り、アルコール発酵の後酢酸発酵をさせ熟成させた果実酢です。
「お酢は水に薄めても飲めない!」と苦手な方が多くいる印象ですが、「お酢は飲めないけど、リンゴ酢は飲める」という方が多い印象です。

リンゴ酢について、ネットなどで調べてみると、健康に対する効果が多く表示されます。

リンゴ酢には一般的には
・美肌効果
・疲労回復
など、リンゴとお酢、双方の健康に対する良い効果が注目され、飲むだけではなく、肌に塗る、入浴時に浴槽に入れる等の方法で利用されているようです。

リンゴ酢を体のパワーアップに利用する!

もちろん私たちトレーニング愛好家にとっては疲労回復も、美肌効果もあればうれしい効果ではありますが、だからと言ってリンゴ酢をサプリメントとして、生活に積極的には取り入れないかと思います。

一般的な効果から一歩踏み込んでリンゴ酢の効果を見てみると、リンゴ酢のインスリンのレベルをコントロールする、という効果が、私たちトレーニング愛好家には役に立ちそうです。

インスリンは血糖値の調整に働くホルモンですが…

前回の更新の時にも書きましたが、インスリンは体内で生成されるホルモンの一種であり、血液中の栄養素を体の各所(筋肉や肝臓、脂肪)へ運ぶ役割を担っており、食事等をすると分泌されます。

インスリンは、栄養素を体の各部に運びますが、栄養素を運ぶ優先順位が、筋肉⇒肝臓⇒脂肪の順に働くような仕組みになっています。
この優先順位が正しく機能している状態を「インスリン感受性が高い状態」と言います。

しかし、暴飲暴食などによりインシュリンが大量に分泌されると、筋肉に本来であれば多く働くはずのインスリンが、脂肪に多く働いてしまい、結果脂肪が蓄積される、という事が起こってしまいます。

いくら激しく運動して、十分な栄養を摂ったとしても、それを筋肉に運ぶことができなければ筋肉を成長させることはできません。

リンゴ酢のインスリンレベルのコントロール効果!

米国の大学での実験ではリンゴ酢を20g程度(大さじ1杯程度)を食事前に摂取したところ、インスリンの感受性が34%アップし、また、食後の血糖値の上昇が抑えられたそうです。

インスリンの感受性は特に増量期で食事の量を増やしている時期は下がりやすいもの。せっかく増力しているのに栄養が脂肪にまわされてしまうのは非常にもったいないです。
そのインスリン感受性のレベルを高めることができる可能性があるのは、非常に有用かと思います。

また、血糖値の上昇(乱高下)を抑えることは安眠にもつながります。

私はよく生徒さんやトレーニング初心者の知人などに「筋肉がつけたければ死ぬほど動いて、死ぬほど食って、死んだように寝るべきだよ」と言いますが、リンゴ酢を飲めば栄養の取り込みの効率があがり、疲労回復もできて、より良い効果が出るかもしれませんね。

私は上記のリンゴ酢を購入し、ジュースなどで薄めて飲んでおります。

リンゴ酢を飲む際の注意点

じゃあ日常にリンゴ酢を取り入れよう、と言った際に一つ、注意点があります。
リンゴ酢は必ず、水やジュースなどで薄めて飲むことにしましょう。

私はオレンジジュースで薄めて飲んでいます。以外に合うんですよね。

リンゴ酢のpHは2.8程度の酸性の液体で、希釈等をしないで飲んでしまうと、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまい、知覚過敏などの症状が出てしまったり、虫歯菌が入ってしまうことがあるようです。

希釈して飲むことを心掛けるとともに、飲んだ後は口をすすぐ等、心掛けると良いでしょう。

日常への取り入れ方

リンゴ酢について、一日にどれだけ摂取するべき、という数値は今のところありません。

最初は一日数回、さじ一杯のリンゴ酢からスタート!

しかし、食事後のインスリンのコントロールの効果を期待して導入するのであれば、小さじ1~大さじ1のリンゴ酢を水、またはジュースで薄めたものを日に1~3回程度、食前に飲むことを習慣化することから始めると良いでしょう


いかがだったでしょうか。
最初に書いた通り、リンゴ酢は美肌効果などにも役に立ちますし、筋肉を作る事や体脂肪を減らすことにも役に立ちます。
健康増進のサプリメントとして、導入してみてはいかがでしょうか。

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