久しぶりのブログがなんとトレーニングとあまり関係のない話題で恐縮です…。
私がこれまでに取り組んできた格闘技やスポーツは裸足で行う競技が多いため、ある程度覚悟はしていましたが…。
日本人の5人に一人は水虫を患い、また、10人に一人は爪水虫を患っているとの事です。
私自身は足白癬(いわゆる水虫)は自覚はありませんでしたが、ふと気が付くと足の爪が白くなってきて、爪を切った際も妙なもろさを感じる…。
これはまさか、とネットで調べてみて、なおかつ皮膚科を受診して、確定となりました。
お恥ずかしながら…爪水虫でした。
どこで感染したかは定かではありませんが、裸足で歩く所(格闘技の道場、お風呂のバスマットなど)、かつ白癬菌を持った人がいる場合、ほぼ100%白癬菌がいて水虫になるリスクが高いと言えるそうです。
良く聞く話ではありますが「どこそこでもらってきた」とか「家族から」と言うのが多いようですね。
病院での検査は非常に簡単でした。
私の場合、問診で「爪が白くなり、脆くなっている」と伝え、先生が爪の白くなっている部分を一部削り、顕微鏡で見たらすぐ「あ、白癬菌いますね。いわゆる爪白癬(爪水虫)です」と診断されました。
また、通常(?)の水虫の検査においては採取する部分が爪ではなく、皮膚の一部を少々採取して顕微鏡で観察をして行うようですので、似たようなものですね。
治療法は大きく分けて2つ
診断されてから治療法の相談をいたしました。
先生から提示された治療法は2つ。
外用薬(塗り薬)か内服薬(飲み薬)かです。
外用薬(塗り薬)
アスタットクリーム。家族がお世話になり、無事治療完了!
かつて家族が水虫になった際に処方された薬が外用薬でした。
1日1回、お風呂の後などに患部に適量塗る治療法。比較的なじみのある治療法ではないでしょうか。
適量を足全体(足首くらいまでと医者では指示されました)に塗り、皮膚の表面から寄生する菌の活動を抑える形となります。
外用薬のメリット
外用薬のメリットとしては、飲むわけではないため内臓へのダメージなどがあまりないことではないでしょうか。
もちろん副作用が無いわけではなく、薬が合わなかったりすると皮膚炎など炎症が起こる場合もあるようです。
外用薬デメリット
今回、爪水虫の治療においても外用薬と言う選択肢はあったのですが、治療期間が長期になる(1年~2年)とのこと。
治療期間の長さは大きなデメリットですね。
また、先生も言っていましたが「大体の人は飽きて、やめちゃうんだよね」とのことでした。
続けることが難しいため、外用薬で完治させるためには鉄の意志が必要そうです。
内服薬(飲み薬)
今回、私はこちらを選択。
約20年ぶりの新薬だそうです。 カプセルの大きさは小さく、飲むのは苦になりません。
ネイリンカプセルと言うものを処方していただきました。
ネイリンカプセルは爪水虫の薬としては比較的新しく、2018年に承認、発売されたものです。
爪水虫の薬としては約20年ぶりの製造販売承認を得た薬との事です。
1日1回夕食後に飲むタイプの薬で、12週間(約3か月間)続けて飲むと、爪の中に薬が半年から1年残り、中から爪水虫を治療できるという説明でした。
内服薬のメリット
先述したクリームと比較して、治療期間が圧倒的に短いことが大きなメリットかと思います。
実際、先生も「50代以下で内臓系の持病が無い人には内服薬を勧めています」との事でした。
治療期間が短くなるのはありがたいですね。私の性格上、クリームを2年間塗り続けるのは、完走する自信がありません。
内服薬のデメリット
先生の「内臓系の持病が無い方は~」の言葉の通り、肝臓にダメージがくるようです。
肝臓に持病のある方や治療中の方は悪化の可能性があるため使えないと事です。また、妊娠中の方も使えません。
今まで出ていた薬と比較して、ネイリンカプセルについては肝臓への副作用は少ないとの事ですが、心配な方は医師に相談しましょう。
経過観察スタート!
汚い足をさらして申し訳ありませんが、せっかくですので経過観察をしていこうと思います。
汚い足で申し訳ありません。右足の中指、薬指、小指が特に治療が必要です…。良くなればいいなぁ。
この写真を撮ったのが治療初日ですので、どのように変化していくのか、乞うご期待。
1か月分薬は処方されているので、1か月ごとに経過をアップしていけたらな、と思っています。
いかがだったでしょうか。
爪水虫はかゆみなどの症状が無いため、おかしいと思いながらもほったらかしにしている方も居るかもしれません。
しかし、家族のことを考えると、うつったりしたら治療が大変です。気が付いた時点で受診、治療をスタートしましょう。
これから治療の方、治療を頑張っている方、一緒に頑張りましょう!
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