「究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック」レビュー!

書籍レビュー

ここ最近書棚の整理を行っていますが、今まで様々なトレーニング関連の書籍を購入してきました。

今は休刊していますが、マッスル&フィットネスもだいぶ買ったな…と懐かしく思います。こうしていると片付けが進みませんね。

さて少し前の本(2001年)ですが、今でも時々開いている本が今回紹介するクリス・アセート著「究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック」です。

クリス・アセートって誰?

クリス・アセート(Chris Asaak Augafa)は、アメリカ合衆国のフィットネストレーナーで、ボディビルダー、パワーリフター、フィットネスモデルでもあります。

彼はマサチューセッツ州・スプリングフィールドカレッジでスポーツ科学の学位を取得(なんと首席で卒業!)し、その後、トレーニング指導者としてのキャリアをスタートしました。

彼がコーチをしてきたトッププロビルダーとしては、妻のローラ・クラベル、マイケル・フランソワ、ジェイ・カトラーなどがあげられる。
現在はメイン州とフロリダ州にてローラ・クラベルトと共にトレーニングキャンプを開催している。
また、『FLEX』、『マッスル&フィットネス』にて執筆中。主な著書として『栄養学ハンドブック』 『ダイエットは科学だ』
『Championship Bodybuilding』 『The Life Lifestyle』 『Everything You Need About Fat Loss』 等がある。

また、アセートはフィットネス界での活躍だけでなく、社会貢献活動にも熱心で、特に若者の生きる力を高めるためのプログラムを支援しています。

「究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック」のレビュー

ちょっと歴史を感じる表紙…。

「究極の筋肉を造るためのボディビルハンドブック」は、クリス・アセートによる筋肉を最大限に発達させるためのトレーニングガイドブックです。

本書は、トレーニング方法、栄養、サプリメント、休息など、筋肉を最大限に発達させるためのすべての要素を包括的にカバーしています。

 

 

 

本書を使うメリット「長年の知識と経験!」

個人的には書籍サイズが小さい(ハンドブック)であることが開くのに気合がいらなくて嬉しいです。 スターティング・ストレングスがでかすぎるのか…。

本書を使うメリットとしては、まず、アセートが長年にわたって磨き上げた知識と経験が凝縮されている点が挙げられます。

また、本書には、プロのボディビルダーが実践しているトレーニング、食事、サプリメントの情報が含まれており、これらの情報を取り入れることで筋肉を最大限に発達させることができます。

多くの学問には「古典」と言われる本が多くありますが、こちらの本も古典的な内容で、ある意味「色褪せないスタンダード」といった感じがあります。

 

 

 

本書のデメリット「広く浅い…?」

目次を見るとトレーニングから食事、栄養など幅広い知識が記されていることがわかりますが…各ページ数はあまり多くありません。

一方、本書のデメリットとしては、幅広い知識をカバーしていますが、紙面の都合(あくまでハンドブック…)からか、「広く浅く」といった感じがします。

また、アセートが提唱するトレーニング法は、発行が2001年と10年以上前の本なので、トレーニングのメニューなどについてはやや古い感じが否めません。
前項でも「古典」と言っていますが、現在の知識や技術にアップデートが必要な部分は読んだ側がアップデートし、現在にうまくフィットさせる使い方が良いと思います。

他のトレーニング書籍との違い「必要な知識を包括的にカバー!」

他のトレーニング書籍との違いとしては、本書は、筋肉を最大限に発達させるためのトレーニング、栄養、サプリメント、休息のすべての要素を包括的にカバーしている点が挙げられます。

前述のメリット・デメリットで挙げましたが、内容自体は「古典」的であるため、アップデートが必要な点は重ねて記しておきたいと思います。


今はネットが発達してきて情報はすぐに、大量に手に入ります。

しかしながら、「すぐに」「大量に」は迷いを生むときも非常に多いです。

私自身もサプリメントや急速に対する考え方などに迷った際はこちらの本を開くことにしています。

皆様のトレーニングに役立てていただければ幸いです。

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