ダイエットやトレーニングをしているのに飲み会…。強いて飲むのであればビール?ワイン?

コラム

飲み会のシーズンになると頭を悩ませてしまうトレーニング愛好家の方も多いかと思います。

飲み会で出される料理は味が濃く、ハイカロリーなものも多いこともさることながら、飲酒の機会につながるということに悩む方も多いかと思います。

ちなみに私はビール派です。

以前、当ブログのコラムで「ビールがスポーツドリンク替わりに?」という記事を書きました。

上記の記事では「ナトリウムを含んだライトタイプ(低アルコール)ビールはトレーニング後の水分補給源として有効な可能性がある」という可能性について触れ、また、原料に含まれる栄養素等が回復の助けになる可能性について触れました。

  • 麦芽…ビタミンB群やミネラルが豊富
  • ビール酵母…食物繊維やビタミンが豊富
  • ホップ…ポリフェノールが含まれている

ビールにも意外な効果がある事がわかりましたね。

しかし、体作りをする上で飲酒自体を避けたり、控えている方も多いかと思います。

今回は「強いて飲むのであれば」という事でビールとワインを比較してみようと思います。

アルコールは当然避けるべきではありますが…。

アルコールの摂取は睡眠を妨げ(眠りが浅くなる)てしまう事や、筋肉の成長を阻害してしまう、内臓に負担がかかる、気が付かないうちにカロリーを摂ってしまう…と言ったトレーニングに対してはマイナスイメージも多いかと思います。

ダイエットや体作りを行う方としては避けるべきものではありますが、仕事柄や季節柄、アルコールを摂取する機会が増えてしまう方も居るかと思います。

その中で「もし飲むのであれば」という事でビールとワインのどちらを選択するほうが賢いのか比較したいと思います。

エネルギー量(カロリー)で比較すると

一食分(ビール=350ml ワイン=120ml)で比較すると双方に大差はありません

  • ビール=146kcal/350ml
  • ワイン=125kcal/120ml

しかし、アルコール度数で考えるとエネルギー量には大きな差が出てきます。

  • ビール=5度
  • ワイン=12度

一般的にはアルコール度数が増えるほどエネルギー量も高くなります。
アルコール度数の観点で見ると、ビールの方に軍配が上がりますね。

その他成分で比較すると

ビールはワインと比較して炭水化物の含有量が多いため、炭水化物を絞っている方にとっては不向きですね。

ミネラルや抗酸化物質などに関してはビールとワインは同程度含まれています。

ワインは特徴的な成分としてはレスベラトロールという成分が含まれています。

レスベラトロールは血管拡張に関する改善、動脈硬化を防ぐことや、脳の血流量を増加させるなど、心臓や脳の健康に良いとされている物質です。
そんな物質が入っているならワインの方が良いのでは…と思われるかもしれませんが、最近の研究ではビールを適度(グラス2杯程度)に飲む事により骨と心臓の健康に寄与し、糖尿病のリスクを低減する可能性がある事が示唆されています。

まとめてみると、強いて飲むのであればビール!

ビール、ワイン共にメリットとデメリットがあるようです。

まとめ表を作成しました。

似たようなメリットデメリットはありますが、ビールに軍配が上がるかな、といったところです。

個人的には気にしすぎるのも毒だからたまには好きなものを飲めば良い…とは思いますが、アルコール度数が高いものは避けたいと考えています。

アルコールの分解メカニズムに関しては明らかになっていないところも多く、分解に際して体には多くの負担がかかります。
度数がすくないビールを少量飲むのが良い、といったところでしょうか。


いかがだったでしょうか。

ダイエットやトレーニングに励んでいる方にとっては飲み会はあまりありがたくないイベントかもしれません、
「飲まないのも場の雰囲気が…」という方もいると思いますので、今回の記事が参考になれば幸いです。

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