どうする?旅行する時のトレーニング!

コラム

先週、和歌山県のアドベンチャーワールドへ家族で旅行に行ってまいりました。
私が住んでいる県からいくつか県をまたいで、久々の長距離の旅行となりました。
もちろん、目的はパンダ!他の動物園と違って、ガラス越しでなくパンダを見る事が出来るようになっております。

見たかったのは何と言ってもパンダ!

旅行時に私が特に気にするのは「日々のルーチンであるトレーニングができない…」と言うことで、比較的ナーバスになります。
家族からは「一日や二日休んだってどうにかなるでしょ」と言われます。
それはわかりますが、普段からガシガシやっているせいか、ついつい気になってしまいます。

ガラス越しではなく、目の前に!竹を噛む音、息遣いが聞こえます。

今回、旅行に際してどのように対処したのか、どのような対処のアイデアがあるか、書いていきたいと思います。

まずはいくつか対処アイデアについて書いていきたいと思います。

チェーン店のジムに入会している場合

現在では24時間空いている全国にチェーン展開しているジムが何店舗もあります。
そう言ったジムに入会されている方は事前に調べてご自身が入会しているジムがあれば行ってみると良いかと思います。

チェーン店のジムの場合、メインで行っている店舗意外の店舗(旅行先にある店舗)を利用する場合、無料で利用できる場合もありますし、有料で利用できる場合もあるようです。

チェーン店のジム等に入会していなくても

私の場合ですが、基本的に自宅にそれなりにウェイト設備があって、ジムなどに通っていない場合はどうすればいいのか、というとチェーン店のジムでもビジター制度(一日利用券など)があるジムもあるようです。
ビジター料金は2000~3000円程度と幅がありますが、数千円程度と思っておけば良いかと思います。
また、ジム会員であればジムに何時間いてもいいですが、4時間までとか利用制限があるジムもあるようです。

事前にビジター制度があるか、どのような利用体系になるか、などを調べておくとよいかもしれません。

現地市営体育館のトレーニング場などを利用する

市営の体育館のジム設備を利用するのも良いでしょう。
設備の種類、台数などは一般的なジムに劣りますが、場所によっては空いている場合もあり結構穴場かもしれません。
料金としても数百円~千円程度と比較的安く利用できる場合もあります。
しかし、24時間営業のジム等と違い、営業時間が限られていたりする場合もあります。

こちらについても、事前に下調べをするとよいでしょう。

今回の私の場合

さて、今回の旅行において、私はどのような対処を取ったかと言いますと、「ジム設備があるホテルを選ぶ」と言う選択をいたしました。
自分ひとりで旅行であればチェーン店のジムなどにビジターで行くのもいいのですが、家族と一緒だと家族から離れて、あまりほったらかしにできないので…。

ジム付きのホテルと言ってもパワーラックを置いてあったりするところは稀です。あるのかな…。
なので勿論普段やっているような負荷や種目を期待してはいけません。

赤ちゃんパンダは屋外飼育されていて、非常に多くの方が見ていました。
とってもかわいかったです。

しかし、自宅で行っているようなトレーニングはいくつかできますし、「サボらなかったぞ!」と、満足感や充足感を得ることはできます。

今回利用したホテル「南紀白浜マリオットホテル」

今回利用したホテルはオーシャンビューの素敵なホテル、南紀白浜マリオットホテルです。

南紀白浜マリオットホテル。大きなホテルです。

ホテル自体、非常に綺麗ですし、レストランなどもとても素敵なホテルです。

部屋から素敵な夕日が見えました。最高のロケーションです。

今回の旅の目的地である和歌山アドベンチャーワールドから10分程度と近くでしたし、ジム設備もあるということで利用しました。

南紀白浜マリオットホテルのジム設備

先述した通り、パワーラックがあったり、バーベルセットがあるわけではありません。

ホテル1階、エレベーターホール正面にあるフィットネスセンター。
入室はルームキーで行います。入室後、同意書にサインすれば利用可能です。

ジム内にあるものとしては

  • インクラインベンチ
  • ダンベルセット(2~24kg)
  • エアロバイク
  • トレッドミル
  • エリプティカルマシン
  • バランスボール
  • マットスペース
  • ウォーターサーバー
  • 汗拭きタオル
  • 除菌ウェットティッシュ
清潔感あふれる室内。器具が少ない感は否めませんが、利用者が少なければ広々使え、十分なスペースです。

一般的なジムと比較すると、設備が少ない感は否めません、しかしダンベルセットがあればやれることは非常に多いです。

使用感はどうだったかと言うと

結論から言うと、非常に快適でした。
ダンベルも軽い重量から比較的重い重量が一式置いてあったため、当日は軽い全身のウェイトトレーニング、短いサーキットトレーニングなどが行うことが出来ました。
「飲み物買い忘れちゃったな~」と思っていたらウォーターサーバーもあり助かりました。

トレッドミルとマットスペース。こちらも十分なスペースです。

また、私自身、朝早くに利用したから、と言うこともあるかもしれませんが、トレーニングを行った一時間半の間、私以外利用者がいませんでした。
また、18歳未満は使用不可、と言うことで他の利用者がいた場合でもあまり騒がしくなく動物園状態にはならない事かと思います。

インクラインベンチが一つだけ。
独り占めでしたのでストレスなく使えました。

地味にうれしかったのは除菌ウェットティシュが置いてあったこと。

市営ジム等で多いのは前の利用者が汗を拭いていかなかったりして、少し不快になること。
自分の汗ならまだしも、他人の汗を自分のタオルで拭くって、ちょっと気が引けます。
しかしこのように除菌ウェットティッシュが常備されていると清潔に使うことが出来るため、非常にありがたかったです。

ちょっと番外編…ブラジリアン柔術の場合

ブラジリアン柔術や格闘技の場合においては出稽古、という制度があります。
他の道場で練習させてもらう制度ですね。
こちらもジムのビジター制度と同じように料金を払うケースもありますが、出稽古無料(一定の帯色の場合無料など)のケースもあります。

旅行先に自分がやっているのと同じ格闘技のジムがあって、出稽古を受け入れているようであれば問い合わせてみるといいかもしれませんね。
旅行の荷物に道着などを入れて行き、出稽古先で知らない人と一緒に練習をしたりスパーリングをしたり、技を教えてもらったり、普段と違う練習環境から刺激を得る事が出来たり楽しいかもしれません。

出稽古に行く際はご自身が所属しているジムに許可を取る事や、怪我をしない、させないといった注意をお忘れなく。

色々書きましたが、当然こういった対応ができない場合もあるわけで…

私は幸いジム設備がついているホテルが取れましたし、チェーン店のジム会員の方もいるかもしれません。
しかし、そういったケースばかりではない事もあるかと思います。

その場合の為に、例えば持ち運びの容易なゴムチューブを用いたトレーニングを知っておいて荷物にゴムチューブを入れることや、ホテルの部屋で出来る自重トレーニングをいくつか憶えておくこともいいかもしれません。
私は長期出張の場合、ゴムチューブなどを持っていった時もありましたし、自重トレーニングをやったりもしました。

時には「やらない勇気」も…

マリオットホテルの朝食。ハチの巣から直接ハチミツが取れます。
せっかくだからトレーニングを忘れて楽しむことも大切かも!

また「やらない勇気」も大切かと思います。
せっかくの旅行ですし、家族の目も痛い…そんな場合は「旅行中はオフだ!」と思い切ってトレーニングは休みにして、旅行を楽しんだり、体を休める事も大切かと思います。

こちらもマリオットホテルの朝食。メニューが多く、朝から大満足でした。

普段から頑張ってトレーニングしているんだから、年に数日の旅行位は…と家族の時間を大切にすると、ポイントアップできてご家族から普段のトレーニングに理解を深めてもらえるかもしれませんね(笑)


いかがだったでしょうか。
旅行に行くと自分自身のトレーニングルーチンが崩れて嫌だ、と言う私と同じような方がいるのでは?と思って書いてみました。
旅行を計画している際のヒントになれば幸いです。

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